道場訓
一、礼節を以って武道の基とし、人格の完成に努める事。
一、不撓不屈の精神を以って精進し、押忍の心を涵養する事。
一、サバキを以って円心空手の技法とし、日々の研鑽を怠らざる事。
一、和を以って門下の学びの姿とし、互いの上達を心掛ける事。
一、文武二道を以って万般に通じ、自己の向上を志す事。
一、空手を以って人生を正し、心常に円心の道を離れざる事。
館長 二宮 城光(国際空手道 円心会館 創立者)
1954年愛媛県八幡浜生
69年、極真会館入門。
73年、第5回極真会館 全日本大会で6位に入賞。
75年、極真会館第一回世界大会3位。
76年、第8回 極真会館全日本大会2位。
78年、第10回 極真会館全日本大会に優勝。
二宮館長は現役選手の時代、フルコンタクト空手(顔面への手技を禁止したKOルールの空手)の大会である第10回 全日本空手道選手権(極真会館主催)で優勝いたしました。現在と違いKOルールの空手の全日本大会は、この大会のみです。当然、他流派の参戦も認め、体重も無差別と真の日本一を決める大会でした。胴回し回転蹴りを編み出し、後ろ回し蹴りなどの大技を試合で繰り出す姿に、優勝する前から注目を浴びており「地上最強のカラテ
Part2」では、二宮館長の稽古から試合までが映像化されました。
二宮館長の選手時代の華麗な組手スタイルや実直な人柄から、他流派の有名選手や自流派を興されている先生方から、現在も尊敬する空手家として名が挙がります。米国デンバーで円心空手の普及に努め、還暦を過ぎた現在でも、総本部内弟子(道場に住み込みで空手を修行する弟子)と一緒に稽古を行い、世界各国の道場へセミナーで直接指導を行っております。