円心空手 福岡支部 志免・アクシオン道場
円心空手 福岡支部 志免・アクシオン道場

少年部の昇級審査について

円心空手 福岡支部の昇級審査は、単に技ができるかどうかだけを見る試験ではありません。各帯に必要な技術、普段の稽古への取り組み、苦手なことを克服しようとする姿勢、継続して努力する力を総合的に評価します。

昇級審査とは

空手を経験したことがない方でも、入門したばかりの人は白帯から始まり、最上位の帯が黒帯であることはご存知だと思います。 現在と違い、昔の空手では白帯・茶帯・黒帯の三段階しかない流派も多くありました。

しかし、白帯から茶帯になるまでに数年かかるため、同じ白帯でも技術習得の段階に大きな差がありました。 そこで、白帯から茶帯までの間に複数の帯色を設けることで、技術の習得度が一目で分かるように改善されました。

現在、円心空手の少年部では、白・橙・青・黄・緑・茶・黒の帯を採用しています。 さらに、白帯と黒帯を除く各帯を段階的に分けることで、子供たちが自分の成長を実感しやすい仕組みにしています。 昇級審査とは、各帯に必要な技術を身につけているかを確認するための審査です。

帯は、単なる色の違いではありません。子供たちにとって、自分の努力と成長を確認する大切な目標です。

福岡支部の昇級審査に対する考え方

昇級審査は、入試のように成績上位者だけを合格させる試験ではありません。 各帯に見合った技術を習得し、日頃の稽古に真面目に取り組んでいれば、誰にでも合格の可能性があります。

ただし、円心空手では、上位の帯は下の帯の見本となる存在であると考えています。 そのため、普段の稽古を不真面目に行い、審査の時だけ真面目にやるような姿勢では、受験を認めない場合があります。

一方で、組手が苦手であったり、高い蹴りがまだ得意でなかったとしても、本人がそれを克服しようと努力している場合は、受験も合格も可能です。 福岡支部では、技術だけではなく、稽古への取り組み、自分の足りない部分を補おうとする姿勢を重視しています。

そのため、本人が審査を受けたいと希望しても、指導員の判断により受験を許可しない場合があります。 これは落とすためではなく、その子が次の帯にふさわしい力と姿勢を身につけるための判断です。

昇級審査の実施方法

福岡支部の昇級審査は、年に夏と冬の2回実施しています。 各道場ごとではなく、福岡支部の生徒がアクシオン福岡に集まり、同じ基準で審査を受けます。

多くの受験者と保護者が集まるため、子供たちにとっては普段の稽古とは違う緊張感のある環境になります。 その中で、普段の稽古で身につけた技術と精神面を発揮することも、審査の大切な経験です。

審査は人数が多いため、白帯、橙帯、青帯、黄帯、緑帯、茶帯など、帯ごとに時間を分けて実施します。 待ち時間をできるだけ短くするため、集合時間は各帯の試験開始予定時間に合わせています。 自分の帯の審査が終了した後は、原則として解散となります。

各受験者の技術習得度を正確に評価するため、林総師範が全体を統括しながら、指導員および一般部有段者が個別にチェックを行います。 さらに、必要に応じて映像で確認し、審査後にも再度チェックを行うことで、審査の公平性と正確性を高めています。

昇級審査の主な内容
受付 受験者の確認を行います。
投技の実技試験 各帯ごとに規定された投技を確認します。
口頭試験 身体の部位、技の名前などを確認します。
筆記試験 道場のルール、技の名前、型、道場訓などを確認します。
実技試験 基本、型、ミット、組手などを確認します。

結果発表と再審査について

審査結果は、審査の翌日以降、各道場にて発表します。 福岡支部の昇級審査は、入試のようにふるい落とす試験ではありません。 しかし、できなかった部分が明確な場合には、昇級を保留し、再試験を行うことがあります。

毎回の審査で、再試験になる子供たちもいます。 これは厳しく見えるかもしれませんが、帯の価値を守り、真面目に稽古してきた子供たちの努力を正当に評価するためです。

  • 真面目に稽古を行い、結果を出した子供たちの努力を正当に評価する。
  • 努力したことが評価される経験を積ませる。
  • 失敗しても、諦めずに挑戦すれば結果につながることを学ばせる。
  • 厳しい審査を通ることで、努力が報われた時の成功体験を得る。

昇級審査は、他人との比較によって合否を決めるものではありません。 本人の努力姿勢、普段の稽古での取り組み、技術の習得度を総合的に判断します。

たとえその時点で少し技量が足りない部分があっても、昇級後にその帯にふさわしい力を身につけると判断できる場合は、合格とすることがあります。 逆に、組手が強く技が上手でも、普段の稽古への取り組みが不十分な場合には、審査の受験を認めないこともあります。

私たちは、子供たちに空手による身体的な強さだけを求めているわけではありません。 苦しい状況や困難な場面でも諦めずに努力する精神力を養ってほしいと考えています。 その場限りの努力ではなく、普段の稽古から継続して努力する姿勢を評価することこそが、福岡支部の昇級審査の目的です。

福岡支部の昇級審査は、子供たちを落とすための試験ではありません。努力を正しく評価し、失敗しても再挑戦できる経験を通じて、子供たちの成長を促すための審査です。

昇級審査の様子

昇級審査の様子です。実際の審査会の雰囲気や、子供たちが真剣に取り組む姿をご覧いただけます。

この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る

志免・アクシオン道場では、昇級審査を通じて、技術だけでなく、努力する姿勢、緊張する場面で力を出す経験、失敗しても再挑戦する力を育てています。

入門をご検討の方は、入門案内 もご覧ください。

↑ PAGE TOP